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犬が節分の豆食べる?大豆アレルギーの症状と中毒に注意!

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無病息災を祈る2月3日の節分。
犬を飼っているご家庭では、犬も一緒に豆まきを楽しんでいるご家庭が多いようですが、まいた豆を愛犬が食べてしまっても大丈夫なのでしょうか。

小さな子どもは喉に詰まらせることもあるので注意しなければいけませんが、犬の場合は?

そんな犬と節分に関する疑問についてお答えします。


Contents

犬は節分の豆食べる?

家族みんなで楽しくできる豆まき。それを見ている愛犬は、当然一緒に楽しみたいと思っています。
特に子犬の場合は、子どもたちと一緒になって大はしゃぎをするはず。

そして床にまかれた豆は、犬にとっては空から降ってきた特別なおやつです。

しっかりと躾の入っている成犬なら、飼い主さんの「食べていいよ」のサインがあるまで、拾い食いはしないと思いますが、子犬の場合は難しいでしょう。

ましてやテンションが上がっている状態では、なかなか飼い主さんの「待て」の声も届かず、パクパクと食べてしまうのは仕方のないこと。

節分の豆まき犬が食べても大丈夫?

生の大豆はとても消化が悪いので、食べ過ぎるとお腹を壊すことがありますが、節分の豆まき用の大豆は炒ってあるので、食べ過ぎなければ大丈夫でしょう。

しかし、子犬の場合は喉に詰まらせる恐れもあるので、注意が必要です。

子犬のうちは、豆まきの大豆を殻付きのピーナッツにしたり、袋に小分けになっているタイプをまくようにして、簡単には食べられないような対策をしたほうが良いかもしれません。

大豆の代わりに、ボーロやドックフードを数個まいてあげてもいいですね。

犬の大豆アレルギーの症状

「畑のお肉」と言われる大豆は、栄養豊富なうえにとてもヘルシー。
おからやきな粉、お豆腐などの大豆を加工した食材は、犬の健康にもとっても良いんです。

しかし、人間と同様に犬にもアレルギーがあります。


現在飼育されている犬の約4割に食物アレルギー、もしくは食物アレルギーの可能性があり、牛肉、乳製品をはじめ、ラム肉、鶏卵、鶏肉、それに小麦や大豆、トウモロコシなどの穀物もアレルゲンになりやすいそうです。

犬種によって体質の違いがありますが、中でもシベリアンハスキーやアイリッシュセッター、シャーペイは大豆に対して耐性を持っていないので、大豆を与えてはいけません。

犬のアレルギー症状には

  • 皮膚の発疹・脱毛・嘔吐・下痢
  • 耳の内側、口周り、目の周り、内股、足の付け根などの赤みや痒み
  • 足の裏や指の周りを執拗に舐めたり噛んだりする

などがあります。
こんな症状がでた場合には、なるべく早く獣医さんに相談してください。

犬は豆で中毒起こす?

犬に与えてはいけない食べ物で有名なのは玉ねぎやチョコレートですが、他にも犬にとって毒となる食べ物はたくさんあります。

玉ねぎ、長ネギ、ニラなどのネギ類は溶血性貧血を引き起こします。
チョコレートやココアは嘔吐や下痢になり、最悪の場合は命をおとすことも。

ぶどうは急性腎不全、キシリトールは低血糖の原因になり、こちらも命にかかわることがあります。
この他にもアボカド、ジャガイモの芽、里芋、トマトやナスの葉、桃や梅の種なども、中毒症状を起こす場合があるので気を付けてください。

犬は人間の食べ物を欲しがり、かわいい顔でおねだりをしてきます。
そんな愛らしい姿に、ついついあげたくなってしまいますが、犬の健康を守るためにも心を鬼にして、与えない方が良いでしょう。

子犬のうちにしっかりと躾ておけば、人間の食べ物を欲しがることはなくなります。
ちょっとかわいそうに思うかもしれませんが、犬には犬の食べ物をあげることが、結果的に犬の健康を守り、元気に長生きをすることに繋がります。

まとめ

豆まきで使う大豆は炒ってあるため、少量なら犬が食べも消化不良をおこすことはありませんが、うっかり食べ過ぎると翌日下痢で大変!なんてことにならないように。
ワンちゃんにはッグフードや好物のおやつで気を引いておくといいですね。

家族みんなで、豆まきを楽しみ、無病息災を祈願しましょう。

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