自分の意思に反して尿が漏れてしまう、尿失禁。まだ若いのにまさか!?
女性に多い生活障害ですが、働き盛りの男性でも尿漏れに悩んでいる人は結構いて、”チビ漏れ”や”チョイ漏れ”などと呼ばれています。
生活に支障があっても、なかなか人には相談しづらい尿漏れの悩み。
専門医の診断を受けるほどでもないような気もするし、なんとなく放置してしまっていませんか?
今回は、働き盛りの男性の尿漏れについてご紹介します。
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尿漏れする若い男性が急増している?
トイレでの排尿後に尿がほんの少し漏れてしまう不快な症状に悩まされている男性は、実はたくさんいるんです。
しかし、なかなか人に相談できる内容ではないので、不快に感じながらもそのままにしている方が多いのが現状なようです
40代後半の男性に多いこの尿漏れですが、近年では30代の働き盛りの男性にも増えています。
頻繁に尿漏れをしてしまい、ときにはズボンに染みてしまうくらいの量がでてしまうこともあり、薄いカラーのズボンは履かないようにしているという男性もいるほどです。
尿漏れの原因は男性の30代でもありえる!
40代後半を過ぎると、多くの男性は前立腺があるていど大きくなってきます。
この体の変化に伴い排尿時に尿が出にくくなったり、残尿感や尿漏れなどの症状が出てくるのです。
しかし30代の尿漏れは、前立腺以外の原因があるようです。
考えられる原因は
こんなことが原因?と思うかもしれませんが、なかなか侮れないことなのです。
働き盛りで忙しい男性は、トイレでもせかせかと忙しそうに用を足している場合が多いのです。
そのため、尿を完全に出し切る前に下着やズボンをあげてしまうことが、尿漏れの原因となります。
生殖器の裏側を圧迫したまま排尿をすると、長い尿道の奥に尿が溜まってしまいます。
そうすると、ズボンや下着を履いて圧迫が解けたときに溜まった尿が漏れてしまいます。
この残った少量の尿が、歩き出すとチョロチョロと漏れてしまうのです。
括約筋とは?
括約筋(読み方は”かつやくきん”)とは、排泄時の弁(バルブ)のような役割をする筋肉のこと。
ここで言う括約筋とは、尿道括約筋のことで、尿道の壁にあります。
要は、排尿の調節をする部分ですね。トイレを我慢しているときに使っている筋肉と同じ部分です。
尿漏れはトレーニング男性に効果あり
残尿による尿漏れは、排尿後に後ろから前に向けて押し絞りをすると、尿道に残っていた尿は排出されて解決します。
しかし、個室のない男性トイレで押し絞りをするのは恥ずかしいという方には、骨盤底筋のトレーニングをおすすめします。
骨盤底筋は尿道の下にある骨盤を支えている筋肉で、男性だけではなく女性の尿漏れの予防や改善に効果が期待できます。
骨盤底筋のトレーニング方法
- 息を吐きながら5秒間、お尻をきゅっと絞める
- 息を吸いながら5秒間力を抜く
慣れてきたら、トイレに行くたびにトレーニングをする習慣をつけていけば、骨盤底筋が鍛えられます。
この他にもスクワットも効果が期待できます。
正しいスクワットは15回で腹筋500回と同じ効果があります。
腹筋を鍛えることが尿漏れ対策になるので、是非お試しください。
まとめ
人には相談しづらい働き盛りの男性の尿漏れのほとんどは、押し絞りやトレーニングで簡単に解消されます。
毎日忙しく大変だと思いますが、トイレではゆったりと過ごすように意識をするだけでも改善されてくるかもしれません。
しかし、それでも改善されない場合には、病気が隠れていることも考えられます。
その場合には、専門医に診断してもらってくださいね。