食事、料理

冷めても美味しい唐揚げの作り方。サクサクジューシーでお弁当にも!

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子供も大人も大好き鶏の唐揚げ。
揚げたてが美味しいのはもちろんですが、冷めても美味しいから揚げ、憧れますよね。

そのためには、小麦粉、片栗粉、米粉、など衣に使う粉の種類、下味の付け方、揚げ方、揚げ時間など、ポイントはたくさんあります。

そこで、お弁当はもちろん、時間を置いて食べる家族のためにも、冷めてもサクサク美味しいから揚げの作り方を、徹底解説します!


Contents

冷めても美味しい唐揚げの作り方

冷めてもおいしいから揚げを作るポイントは、衣選び。
コロモに使う粉によって、仕上がりが変わってきます。

では、唐揚げの揚げ衣に使う粉の種類と特徴を見てみましょう。

唐揚げには小麦粉と片栗粉、どっちを使う?

小麦粉か片栗粉どっちが唐揚げに向いてるの?というところでしょうが、実はどちらでもOKです。
違いは、

・小麦粉
小麦粉はお肉の旨みを閉じ込めてくれます。
揚げたときの仕上がりは文字通りの小麦色。
薄い衣でサクサクとした揚げあがりになります。

・片栗粉
片栗粉を衣に使うと、表面がカリッとします。
片栗粉100%で作ると竜田揚げですね。
表面が白っぽくなります。

・米粉(上新粉)
小麦粉と片栗粉の両方のメリットを足した揚げ味が出るのが上新粉。
ためしてガッテン式として一躍有名となったんじゃないでしょうか。
使用する場合は、片栗粉に2割ほどの米粉を入れるといいです。

と言った感じですね。
どれを使うかはお好み次第ですが、ここは冷めても美味しいから揚げについて、なので、その黄金比をご紹介しましょう。

唐揚げの衣に適した粉の黄金比

唐揚げを作るときの粉の割合は、小麦粉:片栗粉=1:1です。
覚えやすいです。

つまり、小麦粉が大匙2なら片栗粉も大匙2。

小麦粉と片栗粉を同量混ぜると、小麦粉のメリットと片栗粉のメリットを合わせた状態にできるということになります。

唐揚げの衣に付ける粉の順番

小麦粉と片栗粉を混ぜて使ってもいいんですが、ここは一手間掛けた作り方をご紹介します。

◎先にお肉に小麦粉を付けて、それから片栗粉を付けます。

小麦粉の方が片栗粉よりお肉に付きやすいのと、小麦粉はお肉の旨みを閉じ込める役割ということを考慮して、
先にお肉に小麦粉を付けます。

それから片栗粉を付けると、中はジューシー、外はカリっと、全体的にサクサクした唐揚げになります。

唐揚げの衣に卵は必要?

唐揚げの衣に卵は使うかどうか。
結論から言えば、ありでも無しでも作れます。

が、粉を付ける前にサッと溶き卵にくぐらせると、冷めてもベチャッとしません。
また、卵が混ざると、衣がフワッと揚げあがる気がします。

唐揚げの鶏肉は切って水に浸けるは本当?

唐揚げ用に切った鶏肉を、30分ほどお水に浸けておくと、お肉に水分が入り込んで揚げた後もジューシーな仕上がりになります。
特に鶏むね肉は脂身がなくパサパサになってしまうので、水に浸けておくと失敗しません。

唐揚げをサクサクジューシーにするには

では、から揚げに使う材料や作り方の特徴が分かったところで、私流ですが、適度に簡単にした、失敗しない唐揚げのレシピをご紹介したいと思います。

冷めても美味しい唐揚げのレシピ

材料
・鶏肉(もも肉でもむね肉でもお好みで)500g

・小麦粉 大さじ3
・片栗粉 大さじ3

・溶き卵 Lサイズ1つ分くらい
・醤油 大さじ2
・お酒 大さじ1
・ニンニクすりおろし 小さじ1弱
・生姜すりおろし 小さじ1弱


お好みでごま油やコショウを少々加えてもいいですね。
お醤油ではなく塩麹でもOK

1、鶏肉を食べやすいサイズに切ります。
2、鶏肉と醤油、お酒、ニンニク、ショウガをボールまたはジップロックに入れて揉むように混ぜます。
3、冷蔵庫で15分~20分
あまり長く漬け込むとお肉から水分が出てしまうので、30分以内で。
冷蔵庫に入れておくと、揚げ油との温度差でカリッとしやすいです。

4、揚げる直前に冷蔵庫から出して、溶き卵を入れて混ぜ、次に小麦粉を入れて混ぜます。
5、最後に1つずつ片栗粉をまぶして揚げます。

6、揚げる
唐揚げを揚げるポイントは2度揚げ。

・170度に温めた油に入れて約1分半(90秒)揚げます。
・油から上げて5分以上待ちます。この時、油をしっかり切ります。
・190度で1分弱揚げて、こんがり色が付いたらバットに上げます。

※油の温度はお肉のサイズや油の量で変わってくるので、あくまで目安として下さい。
※特にフライパンで少ない油で揚げる場合は、途中でひっくり返して倍くらいの時間みて下さい。

私の唐揚げ失敗談
材料をまとめてジップロックに入れてもみもみ混ぜて、衣となる小麦粉も片栗粉も入れて衣ごと下味を付けるという方法を試したのですが、

衣が見事にベチャベチャになってしまいました。

最初の2切れくらいはカリッと仕上がったのですが、それは単に油が高温だっただけで、中まで火を通そうと温度を下げたら一気にベチャッとして、なんというか、衣が剥がれちゃったような状態になり、2度揚げしてもなかなかカリッとしませんでした。

結果的に揚げ時間が長くなり、お肉がパサパサに。

この失敗の経験から、私は必ず粉は最後にまぶすようにしています。
片栗粉ではなく、米粉・上新粉にするとカリッと白い衣の唐揚げになるので、それもおすすめです。

唐揚げの揚げ方、二度揚げのポイント

二度揚げではなく低温~最後は高温で、と一気に揚げてしまってもいいんですが、火が通ってないと心配なのでつい揚げ過ぎてしまい勝ち。
揚げ時間が長すぎると、お肉が固くパサつく原因となってしまいます。

なので私はしっかり火を通し、かつカリッと仕上がるように、失敗しない方法として二度揚げをしています。

ポイントは一度目の油から上げてお肉休める時間。
余熱で中に火を通している時間でもあるんですが、ここでしっかり油を切って下さい。
そうすると、二度目に上げたときに表面がしっかりカリッとしてきます。

もう随分前なので何のテレビ番組だったのか忘れましたが、二度目に揚げる時に、お肉の中から余分な油が出てきてカラッと仕上がると言っていました。

お弁当のから揚げをサクサクにするコツ

待ちに待ったお弁当に唐揚げが入ってるというだけでワクワクするものですよね。
上記で、冷めても美味しいサクサク唐揚げの作り方をご紹介しましたが、お弁当に入れるときは注意事項があります。

それは、完全に冷めてからお弁当箱に詰めること。

せっかく冷めても美味しいから揚げなのに、まだ熱いままお弁当箱に入れてしまうと、他の食材が傷みやすくなるのはもちろん、
お弁当箱の中に湯気がこもり、ベチャッとしてしまいます。

唐揚げは完全に冷めてから入れる、これは徹底して守って下さいね。

冷めても美味しい唐揚げの作り方。サクサクジューシーでお弁当にも まとめ

お弁当のおかず永遠のナンバーワン、から揚げ。
家で作りにはちょっと面倒な気もしますが、だからこそおいしく揚げて、おいしく食べたいですね。

ポイントを押さえて、楽しい食卓になりますように。

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