まだコップを上手に使えない子どもは、本当によくこぼします。
水やお茶なら「仕方ないなぁ」と思う程度ですが、こぼしたものが牛乳の場合はそうはいきません。
拭いた雑巾が臭くなるのはもちろん、床にも臭いが残ってしまったり、シミになってしまうこともあります。
これには普段は優しいママでも、思わず閉口してしまいますよね。
今回は、子育てには絶対つきものの、床にこぼした牛乳問題についてまとめてみました。
Contents
牛乳こぼした臭い床どうする?
こぼしてしまった牛乳をしっかりと拭いたつもりでも、床に残ってしまう臭い。
この嫌な臭いには原因があるんです。
水やお茶と違い、牛乳は栄養価が高い飲み物です。
床に染み込んでしまった微量の牛乳には数日で微生物や雑菌が繁殖してしまうのです。
この雑菌が、あの嫌な臭いの原因になっているんですね。
小学生や中学生のころ、牛乳を拭いた雑巾が猛烈に臭くなってしまった経験は多くの方がしていると思います。
その雑巾の悪臭の原因も、床と同様なんです。
牛乳をこぼしてしまったら、すばやく拭くという初動対応が肝心ですが、子どもの対応もしなければいけないママには、なかなか難しいことですよね。
牛乳の臭い消し床にはこれだ!
床に染みついてしまった嫌な臭いは、なるべく早めに対処しましょう。
牛乳の嫌な臭いに効果的な消臭方法は
- 1、お酢、レモンなどで拭く
- 2、水に溶かした重曹で拭く
- 3、食器用洗剤を薄めたもので拭く
お酢やレモンは雑菌の繁殖を防いだり、消臭効果があります。
重曹には脱臭効果があり、酸性の臭い(食べ物や汗など)の元を中和する働きがあるので有効でしょう。
食器用洗剤は、牛乳の脂肪分をキレイにおとしてくれます。薄めて使えば子どもにも床にも害はないと思いますが、注意してお使いください。
などがあります。
床の素材や、小さな子どものことを考えると、1、や2、の洗剤を使わない方法がオススメです。
昔からのおばあちゃんの知恵袋には、牛乳でフローリングを拭くと、つやが出てピカピカになるというものがあります。
臭くならないものかと思いますが、やっぱり臭くなるそうです。
フローリングに牛乳はNGなんですね。早めに消臭して、気持ちよく過ごしましょう。
フローリングに牛乳のシミができた?
牛乳をこぼして出来てしまうフローリングのシミは、水垢かワックスの劣化が考えられます。
多少の水垢は、メラミンスポンジで落とすことが可能です。
この際に重曹を使ってもいいかもしれません。
重曹には研磨効果があるので、フローリングが傷つかないように、やさしくこすりましょう。
ワックスの劣化の場合はワックスが溶けている可能性があります。
白っぽく柔らかいシミの場合は、ワックスが溶けていると考えられます。
その場合には、ホームセンターなどで「ワックス剥離剤」を購入してください。
間違った使い方をすると、修復不可能なほどに床が傷むので、使用方法と使用可能な素材をよく確認してから使用してくださいね。
どちらの場合も、ワックスが落ちてつやがなくなります。
手間がかかりますが、必要に応じてワックスを塗るようにしてください。
しっかりとワックスをすることで、次にこぼしてしまったときの臭いやシミを防ぐことができます。
まとめ
どんなに注意していても、目を離した一瞬で牛乳をこぼしてしまうのが子どもの常。
仕方ないと思っていても、ストレスに感じてしまうものですよね。
あらかじめワックスで染み込むのを予防しておけば、簡単に拭くだけですむので、大掃除もかねてワックスをしてみてはいかがでしょうか。
カラッと晴れた休日に、子どもはパパに任せて、ワックスをした後にのんびりとお茶でも飲んでリフレッシュもしちゃいましょう。