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お風呂の残り湯で洗濯すすぎどうする?1回と2回のやり方

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お風呂の残り湯での洗濯。節約になるといっても、残り湯ってなんとなく雑菌が多くて不衛生な気が。
すすぎは何回?すすぎの水も残り湯でいいの?などと疑問が湧いてきますよね。

そこで、お風呂の残り湯で衛生的に洗濯をする方法をご紹介します!


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お風呂の残り湯で洗濯すすぎどうする?

ある調査によると、東京でお風呂の残り湯を使って洗濯をするご家庭は、約70%にのぼるという結果がでています。
お風呂の残り湯を使えば、水道代の節約になるので、実践されているご家庭は多いようです。

しかし、このお風呂の残り湯、雑菌が多くて不衛生な感じは否めません。

毎日水を交換していても、家族全員が入浴したお風呂に雑菌がいるのは仕方のないこと。
入浴してから一晩たったお風呂の残り湯には、1ml当たり約100万の細菌がいると言われています。
夏場になるとこの倍の約200万近くまで増殖するようですよ。

ひゃー!数だけ聞くとゾッとしますよね。

そして、この残り湯で洗濯をした場合、残り湯由来の細菌が洗濯物についてしまいます。
この洗濯物についてしまった細菌は、梅雨の時期などに感じる洗濯物の嫌な臭いの原因になってしまうんですね。

しかし、心配はいりません。

洗う時にお風呂の残り湯を使っても、すすぎを水道水で行えば細菌はほとんど除去できるとうい実験結果もでています。
天気のいい日にお日様にあててしっかりと乾燥させれば、ほとんど殺菌できるようです。

残り湯で洗濯するときはすすぎ1回それとも2回?

入浴剤入りのお風呂の残り湯は、色付き、ミネラルの多いもの、「残り湯は洗濯に使用できません」と明記されているもの以外であれば、洗濯に使用することが出来ます。

実は、入浴剤に含まれるセスキ炭酸ソーダや重曹などのアルカリ剤は、水道水よりアルカリ性が強くなり洗濯物の汚れを落としやすくしてくれるので、むしろ洗濯に向いているのです。

そして、洗いに使った残り湯が入浴剤入りであってもなくても、すすぎは水道水で2回が良いでしょう。
節約のためにと、すすぎ1回目は残り湯、2回目は水道水と使い分けてしまうと、洗濯物に細菌が残ってしまい、嫌な臭いの原因になります。

しかし、最近の洗剤はとても優れているので、すすぎ1回で済むものが主流になってきています。
その場合も、すすぎは水道水で行います。


洗剤残りなどが気になり、2回すすぎたいという場合には、一回目は残り湯、2回目は水道水でも細菌を除去できるので、ご使用の洗剤により、残り湯と水道水を使い分けるといいかもしれません。後は気分的な問題ですよね。

いずれの場合も、最後は必ず水道水で十分にすすげばいいでしょう。

風呂の残り湯で洗濯のやり方これで完璧!

お風呂の残り湯での洗濯は、雑菌などが気になるとおもいますが、水道代の節約以外にも残り湯だからこそ得られるメリットもあるんです。

残り湯で洗濯のメリットその1・洗浄力がアップ
お風呂の残り湯は、水道からでてくる水よりも水温が高く、洗濯物についている皮脂汚れを落としやすくしてくれます。
残り湯で洗濯のメリットその2・酵素系漂白剤の効果がアップ
入浴後すぐの温かい残り湯(40℃前後)を使うと、酵素系漂白剤の漂白成分(過酸化水素)を効率よく発生させることができるので、気になるシミや黄ばみなどをキレイに落としてくれます。

このように、お風呂の残り湯を使った洗濯は水道水では得られない効果が得られます。

お風呂の残り湯を使って衛生的に洗濯をするには

・洗い→お風呂の残り湯(温かいお湯の状態)
・すすぎ1回目→水道水
・すすぎ2回目→水道水
この工程で洗濯をしましょう。

雑菌や臭いが気になる場合は、洗剤と一緒に酵素系漂白剤を使用しましょう。

雑菌や臭いだけでなく、シミや黄ばみも落とすことができて、とてもきれいに仕上がります。
酵素系漂白剤がない!という場合には「お酢」を大さじ3杯くらいいれると、雑菌の増殖を抑え嫌な臭いを防ぐことが出来ますよ。

まとめ

梅雨の季節や、天気の悪い日には洗濯物がなかなか乾かずに、嫌な臭いが発生してしまうこともあります。
しかし、この嫌な臭いの原因は、お風呂の残り湯ではなく、長時間濡れた状態が続き、菌が増殖してしまうからなんです。

洗濯にお風呂の残り湯を使っても、しっかりと水道水ですすげばきれいに仕上げることは可能です

嫌な臭いを防ぐには、洗濯後にいかに素早く乾かすかにかかっています。
良く晴れた気持ちの良い日に、すばやく洗濯物を乾かして、菌も汚れもきれいに落としてしまいましょう。

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