幼稚園の運動会に親子遠足、ピクニック。
家族みんなが大好きなおにぎりをたくさん作って持って行きたいなぁ、と思っていても、当日の忙しい朝にたくさんのおにぎりを作るのは至難の業。
それでは前日に作ってしまえばいいじゃない!
ということで、おいしいおにぎりの作り置き方法などをご紹介します。
Contents
お弁当用に前日に作り置きしたおにぎり
おにぎりって、簡単に作れるんですがたくさん作るとなると地味に時間がかかるんですよね。
しかも、子どもの食事や準備で忙しい朝に、せっせとおにぎりを握って、お弁当のおかずを作ってとなると、暗いうちから作りはじめないと間に合いません。
なので、前日におにぎりだけでも作っておければ、かなりの時短になりますね。
ですが、ご飯ものって、他の食材に比べると足が速いんです。
気を付けて作らないと、おにぎりを食べるころにはダメになっている、、、なんてことも。
でも、具材や衛生面に気を付けて作れば、前日のおにぎりでもおいしく食べることができるんです。
前日におにぎりを作り置きするコツ
手に傷がある場合は、そこで増殖した黄色ブドウ球菌がおにぎりについてしまうんです。
黄色ブドウ球菌は食中毒を引き起こしますので、おにぎりを握る時にはラップなどを使って素手で触れないようにしましょう。
塩分高めの具材が傷みにくく、作り置きおにぎり向きです。
子どもの好きなツナも良いんですが、マヨネーズがとっても傷みやすいんです。
ツナを使いたい場合には、醤油で和えたものを使いましょう。
混ぜ込むタイプのおにぎり用のふりかけもオススメです。
海苔は絶対欲しい!という場合には、海苔を別で持参して、食べる直前に巻きましょう。
しっとりした海苔が好きな場合は当日の朝に巻いてもOKです。
このように衛生面と具材に気を付ければ、前日のおにぎりもお弁当に持って行けますよ。
お弁当のおにぎり前日の夜に冷蔵庫に入れて保存?
おにぎりに限らず、ご飯ものって冷蔵保存には向かないんです。
パサパサになってしまうし、味も落ちるしで、せっかくのおにぎりが残念なことになってしまうんですね。
しかも、一般的な冷蔵庫の温度約3~6℃って、ご飯がいちばん劣化する温度なんです!
これは衝撃的でした。確かに味は落ちる気はしていましたが、まさか余計に劣化してたなんて。
季節によっては常温保存でも大丈夫という人もいますが、子どもが食べるおにぎりは念には念をいれて気を付けたいもの。
楽しい運動会で食中毒にならない為にも、冷凍保存をオススメします。
おいしい冷凍おにぎりを作るコツ
美味しい冷凍おにぎりを作るコツは「とにかく熱いうちに握ること」です。
炊きたてのごはんにお好みの具を入れて、ラップを使って握ります。
けっこうな熱さなので、気合で頑張ってください。
そしてラップのまま置いておき粗熱をとりましょう。
ある程度粗熱が取れたら冷凍庫に。
当日の朝にレンジで温めると、まるで炊きたてご飯で作ったような美味しいおにぎりの出来上がりです!
この場合も海苔はレンジで温めた後か、食べる直前に巻くようにしてくださいね。
冷凍前に海苔を巻いてしまうと、解凍したときに悲惨な状態になってしまうのでご注意を。
お弁当のおにぎりが腐らないようにするために
「炊くときに酢をいれる」
「素手で握らない」
「傷みにくい具材を選ぶ」
この3点に気を付ければ、傷みにくく美味しいおにぎりが作れます。
ですが傷みにくいというだけで、詰め方や保管方法が悪いと傷んでしまうこともあるんですね。
まず、レンジで温めたおにぎりは、しっかりと冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。
温かいまま詰めてしまうと、蒸気で水分が発生して腐りやすくなってしまいます。
そして、他のおかずと一緒に詰めずに、おにぎりはおにぎりだけで詰めた方が良いです。
生野菜などと一緒にするのは厳禁です。
抗菌シートもオススメです。
運動会や遠足シーズンは予想以上に暑くなることもあるので、持ち運ぶときには保冷材を入れておくと良いですよ。
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まとめ
作り方、詰め方、持ち運び方に気を付ければ、前日に作ったおにぎりでも朝作ったおにぎりと変わらない美味しさを楽しめます。
美味しいお弁当で、運動会をめいいっぱい楽しんでくださいね。