京都の鞍馬寺で行われるウエサク祭(五月満月祭)。
私も参加したことがありますが、心が洗われたようで本当に良かったですよ!
では、鞍馬寺のウエサク祭の詳細はこちら。
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京都鞍馬寺ウエサク祭2015
※2016年の日程も更新しました!
ウエサク祭とはウェーサーカ祭、主にアジア圏の仏教国や地で、年に一度行われています。
5月の満月は、天界と地上の間に道が開けるとき。強力なエネルギーがふりそそがれます。
満月のお力を受け、自身と地場の浄化、清め、自分とすべてのものの「めざめ」のために祈りを捧げるんですね。
日程 : 5月3日(憲法記念日・祝日)
2015年は5月3日、祝日、しかもゴールデンウィークの真っ最中ですね。
満月は5月4日ですが、満月をお迎えするのは3日の夜ということになります。
2016年(平成28年)は5月21日(土曜日)です。
場所 : 京都市左京区 「鞍馬寺」
鞍馬寺へのアクセス :
電車 ⇒ 叡山電鉄「出町柳駅」から乗車、「鞍馬駅」で降ります。
出町柳は京阪電鉄の最終地点でもあり、そこから地上に上がってすぐです。京都駅やその他主要駅からは出町柳までバスが出ています。
出町柳駅から鞍馬駅まで約30分ほど。
車の場合 ⇒ 鞍馬寺の山門下に民営の有料駐車場がいくつかあります。
いずれも鞍馬寺までは山を少し上ることになります。と言っても険しい山道ではなく、坂道といった感じですね。
本殿は山頂にあるので、徒歩30分ほど。途中ケーブルがあるのでそれに乗る場合は徒歩15分くらいです。(が、夕方5時前に最終です。)
ウエサク祭は3部構成で
第1部 地鏡浄業(きよめ)
第2部 月華精進(はげみ)
第3部 暁天明覚(めざめ)
となっていたんですが、2014年は1部のみに集約されました。
以前は1部が午後7時より、2部が午後10時より開始で、3部が終わるのは深夜だったんですけどね。
私は少し遅い時間に行きましたが、心のともし灯であるキャンドルを持って座ったり、お経を唱えられている最中に瞑想をしました。
これがすごく良かったんですよねー。夜が更けるにつれ、眠いのに頭も冴えてきたような。瞑想なんて滅多にしないですしね。
鞍馬寺ウエサク祭り宿泊できる?できない?
2014年より1部のみに集約され、終了時間も早くなりました。
清水を頂ける時間もかなり早いので、2015年も同じような流れかも知れません。
また、宿泊ができなくなりました。
以前は深夜まで行われていて、お寺の施設も解放されていたので宿泊(仮眠程度)も可能だったんですよ。
5月とはいえ山の上で深夜は冷え込むため、寝袋や毛布を持参している参加者もたくさんいました。私もお堂に座らせてもらいましたが結構な人で、ガッツリ眠るという雰囲気ではありませんでした。
参加者が増えるにつれ宿泊する人も増え、収拾つかなくなったんでしょうか。
深夜の鞍馬寺で魔王尊にお祈りし、「心の書」を唱えるというのがなんともいえない雰囲気で特別身が清められる気がしたのを覚えています。
もちろん、時間が早くなったからと言って満月の力や効果が変わるというわけはないですし、天気が良ければ綺麗な満月を拝めるはずです。
ウエサク祭の帰りはどうする?
車の場合は好きな時間に帰れるでしょうが、電車の場合ですね。
鞍馬駅発の終電は出町柳行23時17分
始発は5時34分。どちらも休日の時刻表です。
でも、宿泊ができないので始発で帰る人はいないでしょうね。
持ち物は、防寒具、懐中電灯、聖水を頂くための容器
お祭りと言っても屋台や夜店など露店が出るような祭りではないので、食事や飲み物の販売は無いです。
また、鞍馬駅周辺でもこの時間に軽食をとれるようなところはほぼ無いので、出町柳駅周辺でしっかり食事をとっておくといいですね。
飲み物は持参しましょう。お腹が空きそうな場合は、軽食を準備しておくといいです。
鞍馬寺ウエサク祭 まとめ
ウエサク祭は一人一願成就と言って、いちばん清く大切な願いごとをひとつだけ、心を込めて祈ると天に届けられると言われています。満月のお力を受け、願いが叶うといいですね。