夏祭りに花火大会、盆踊り、祖父母や親族訪問、実家に帰省と、浴衣を着る機会が増えてきます。
間違えて着せてると恥ずかしいので、ちゃんと覚えて、この夏は気軽に着せてあげられるよう習得しちゃいましょう!
それでは、ママパパ必見!初心者さんのための子ども浴衣の正しい着付け方法を、動画とともにご紹介します。
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子供の浴衣は左右どっちが上?
浴衣を着るときに一番迷うのが、襟はどっちが上、どっち側が前かということ。
実は子供に限らず、男女にも限らず、浴衣や着物は通常は誰しもが「右前」です。
これがややこしいんですが、右前というのは、
着るときに
自分から見て右側を先(=時間が前)に合わせる
ということ。または自分から見て右襟が「手前」に来るということ。
正面に向かって左襟が前に出るから「左前」と覚えちゃってる人も多いですね。(この解釈でも結果的に合ってるので間違いでは無いんですけど。)
要は、着るときに、自分から見て右側の前身ごろを先に身に着け、左をその上に持ってきて紐で締めるということです。
私はいつも混乱するので、着たときに、合わせに自分(着てる本人)の右手が入れやすい方と覚えています。
※着物の「合わせ」とは、首の下の胸の辺りに合わさっている、襟元、懐のことです。
襟を合わせたところ(帯の上辺り)にお財布なんかを挟みますよね?
それを、利き手である右手で出し入れしやすいように着る、ということです。
左右が反対に合わさっていたら右手で取りにくいですよね。
(かと言って、左効きの人は左右を逆に着るというわけではありませんよ。)
もうひとつの覚え方として、着付ける人から見て「そ」の字になるということ。
赤の部分が襟ですね。「そ」の字は、左から書いて右側を書きますよね。
子供の浴衣の着せ方で女の子のポイント【動画】
子供の浴衣はとても簡単です。お端折りはもとから縫い付けられてることが多いですし、衣紋を抜く(=うなじの下の首元の部分がガッツリ見えるようにすること)必要はありません。
右前に気を付ければ、後は紐で結んで帯を結ぶだけです。
こちらの動画が分かりやすいです。帯も可愛い結び方。
子供の浴衣は兵児帯の結び方がポイント
兵児帯(読み方:へこおび)は可愛い結び方のアレンジもあるんですが、子供が動いてるうちにずり落ちてくるんですよね。
>>子供の兵児帯の結び方。かわいいアレンジで浴衣が引き立つ!
帯がズレていると、せっかくの可愛い浴衣姿が何ともだらしない感じになってしまいます。
いくら子どもとはいえ、親の責任でもあるので身だしなみはしっかりしておきたいものです。
なので、ずり落ちないように結ぶには、こちらの動画が参考になります。
浴衣の着方と兵児帯の結び方をマスターしたところで、次はヘアスタイル。
特にショートヘアや髪が少ない子はアレンジに困りますよね。
ヘアスタイルに迷ったら、こちらも参考にしてくださいね!
>>浴衣ヘアアレンジ簡単子供向け髪型ショートや髪が少ない場合は?
子供の浴衣どっちが上?着せ方と女の子の兵児帯の結び方 まとめ
夏ならではの浴衣。子どもたちにも体験させてあげたいですよね。浴衣を着た子どもがいるだけで周りも明るくなるような気がします。
子どもにも気に入ってもらえるよう、上手に可愛く着せてあげてくださいね。