2人目が生まれてからというもの、上の子が可愛くない。イライラするし、鬱陶しいと思うことも。
かわいそうだけれど、きつく当たったり厳しくしてしまったり。
これ、特別なことじゃないんですよ。世の中のお母さんで身に覚えのある人は多いはず。むしろ”2人目育児あるある”じゃないでしょうか。
そこで、そんなママたちの体験談や解決策などをご紹介します!悩みが少し楽になると思いますよ。
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二人目出産後に上の子が可愛くない
可愛くないですよねー。ほんと上の子には悪いですけど(笑)。厳密に言うと、上の子が可愛くないんじゃなくて、赤ちゃんが可愛すぎるんです。
まだ喋らないから余計なこと言わないし悪さしないしダダこねることもない、泣いたって可愛い時期です。
そんな赤ちゃんのお世話してるときに、横でヤンチャしたりダダこねたり、寝ようとしてるところを邪魔したり、やたら甘えてきたり。
小さい赤ちゃんと比べると随分大きく見えるから、余計にイライラするんですよねその行動に。
これね、上の子可愛くない症候群なんて名前まで付いてるんですよ。
上の子かわいくない症候群の原因と対策
可愛い可愛い赤ちゃん。ふと横を見るともう大きい上の子。パンツくらい自分で履けるでしょ!自分でご飯食べられるでしょ!どうしてお水こぼすの!
なんて。でもね。一人の子供として見て下さい。たかだか2歳3歳の小さい子供ですよ。高望みしてませんか?
下の子が生まれたから勝手にお姉ちゃんお兄ちゃんにさせられたけど、まだ小さいんです。ママにもパパにもたくさん甘えたい時期なんです。
私も、上の子には随分と厳しくしちゃってましたね。特にお喋りが達者だったので年齢以上の扱いをしていました。
その子が5歳になったとき、3歳の頃のムービーを観たら泣けてきてね。こんなに小さくてヨチヨチなのに、どうしてこんな幼い子を大人扱いして厳しくしてしまってんだろうと、猛省しました。あの時間はもう戻ってこないんです。
上の子の心のケア
まず、ママが変わらければいけませんよね。私は一度イライラの限界に達したとき、夫に預けました。
2時間ほどですが離れてる間にリフレッシュして、気持ちを切り替えたんですね。それからはできるだけ怒らず優しく接するよう意識しました。
一緒にお散歩に行くだけでもいいんです。優しく、たくさんお話して、しっかり向き合うんです。
すると、子どもも変わってくるんですよ。ダダこねることもなくなり、穏やかになるというか、イライラさせるような行動をしなくなりました。
ママが見てくれない⇒問題行動する⇒ママがイライラする⇒泣く、叩く⇒ママが怒る⇒暴れる
みたいな悪循環から、
ママが一緒に遊んでくれる⇒楽しい⇒ママもイライラしない⇒ずっと機嫌がいい⇒ママも機嫌がいい⇒ママを助けようと弟や妹に優しくなる
という良循環に切り替えるんです。
うまくいかないかも知れませんし、実際私はそんなに長続きはしませんでしたが、それでも何度も切り替えるしかないですよね。
他にも私がやったのは、
- おっぱい飲みたいと言われたら飲ませてあげる。
- 下の子が寝てるときに本を読んであげる。
- 下の子が近くにいても耳元で「後でコッソリ2人で○○しようね。」と言って、特別な時間を作る。
- 上の子が生まれた時や赤ちゃんだった頃の話をたくさんしてあげる。
- 「○○ちゃん(上の子)が一番好きだよ。△△ちゃん(下の子)には内緒ね。」と言う。
どれもものすごく嬉しそうにしますよ。もちろん、二人とも同じくらい大切で大好きな我が子です。(さすがにおっぱいはちょっと気持ち悪いけど。笑)でも、ママとの特別な時間があることで安心するんです。
それに、下の子はまだ細かいことは分かりません。だから上の子をオーバーなほどかまってあげてもいいんです。
赤ちゃんはただでさえ第一優先になります。なので、お世話以外の部分では上の子を優先してあげるといいですよ。
ママの愛情が伝われば、自然と、下の子に意地悪したり叩くこともなくなりますよ。
上の子が可愛くないのはいつまで続く?
下の子がだんだん成長してきて、歩いて、喋って、、、2歳前くらいになれば上の子と一緒に遊ぶこともできるでしょう。
同時に上の子も成長してるので、とっても頼りになります。
下の子はお兄ちゃんお姉ちゃんが大好きです。見て、真似して、付いて回って、時にはケンカして。兄弟姉妹が遊んで笑い声が聞こえてくると、幸福感も倍以上に膨れます。
大変なのは今だけ。この時期が人生で一番美しい時間とも言われているくらいです。
子供が成長して親の手から離れると、なんて良い時間だったんだろうと思えるはずです。
まとめ
子育てって修行みたいですね。親として試されてるようなことが次々と起こります。そして、子供たちはそれをしっかり見ています。
とはいえママだって感情があるし完璧になろうと無理して頑張りすぎると壊れるので、たまには家族や友人に甘えて、適度に気楽にやっていきましょうね。