カニの美味しい季節になりました!お鍋に入れてカニ鍋、いいですねー。
見た目も豪勢で、体も心もホクホクに温まります。
そんなカニ鍋、簡単なようですが少し間違えるとカニの旨みを逃がしてしまう、なんて残念なことになり兼ねません。
そこで、誰でも失敗しない美味しいカニ鍋のポイントをご紹介します。
Contents
ズワイガニ鍋の下ごしらえ
カニ鍋にする場合、生の冷凍でも茹でた冷凍でも、もちろん活け蟹でもどれでも美味しい鍋料理にできます。
冷凍カニは先に冷蔵庫でゆっくり自然解凍させておきます。
完全に解凍しなくても、8割ほど解凍できていればいいでしょう。
1リットルの水に対して20グラム~30グラムですね。
カニの全身が充分浸かるくらいのたっぷりのお湯を用意して下さい。
ゆで時間はカニの大きさや量にもよりますが、沸騰したお湯に入れて再沸騰してから20分くらいを目安にしてください。
買ったときに同封されている説明書に書かれていることもあるので、確認してみて下さいね。
鍋に入れる場合は下茹では必要ないと言えばないですが、まとめて下茹でしておくと時間短縮になりますし、そのまま食べたり他の料理にも使えるので便利ですよ。
冷凍のまま鍋にぶち込むのはやめた方が無難です。
カニの表面をコーティングしている氷が鍋の中に溶けだしてしまうので、せっかくのカニ鍋の美味しさが半減します。
>>冷凍カニを解凍すると生は黒くなる?美味しい食べ方はコレ!
ズワイガニの鍋用の上手な切り方
鍋用には手軽に食べられるサイズにしておくのがいいでしょう。
足は簡単ですよね。もぎればいいだけです。でも!より食べやすく、見た目もよくするにはちょっとしたポイントがあります。
こちらの動画、甲羅の外し方から身の切り分け方まで分かりやすいです。
切込みを入れたり節を切ったり、このひと手間が、食べるときの煩わしさを省けるので、ぜひやっておきたいところです。
コツを覚えればサクサクと切っていけますね。
という私は、やはり包丁では怖いし刃が傷みそうなので、カニ用のハサミを使います。
|
カニ用と言ってもキッチンばさみとして使えるので、何かと便利ですよ。
カニ鍋の出汁と入れる順番
せっかくのカニ鍋、できれば薄めの味付けでカニの旨みを充分楽しみたいです。出汁を取るなら昆布が一番合うと思います。
鍋のお水に出汁昆布一切れ入れる程度で充分です。
鍋に入れる順番は、
昆布⇒火の通りにくい野菜⇒カニ⇒お豆腐や葉野菜⇒春雨やマロニーなど
と言った流れですね。
お湯が湧いたら野菜類(人参や大根など火の通りにくいものから)入れて、8割ほど火が通ったらカニを入れ、残りの野菜(葉野菜やネギなどすぐに柔らかくなる具材)を最後に入れるといいです。
カニみそを入れたい場合も、カニと同時くらいでいいです。
ズワイガニの甲羅の食べ方
カニの甲羅と言えば蟹味噌の甲羅焼き。
甲羅にカニみそとお酒、みりんを入れて網に乗せて焼くと、ぐつぐつ煮たってきます。
カニみそとお酒、カニの甲羅の香りと旨みが出てきて絶品ですね。大人の味です。
またシンプルに日本酒だけを注いで甲羅酒なんてのも乙です。
どちらも、網をガスコンロに乗せてもいいですし、オーブンやトースター、魚焼きグリルでもできます。
甲羅に小さい穴が空いてることがあるので、一度お水を入れて漏れて来ないか確認してからにしてくださいね。
>>冷凍カニを解凍すると生は黒くなる?美味しい食べ方はコレ!
ズワイガニ鍋の下ごしらえと切り方、甲羅の食べ方 まとめ
冬の風物詩、これを食べなきゃ冬を越せないと言いたくなるほど味わい深いカニ。ぜひ美味しく料理してじっくり楽しんで下さいね。