お正月の恒例行事のお年玉。
貰う側だった子どもの頃には楽しみだったお年玉も、あげる側になると気が重いイベントですよね。
結婚してからのお正月ともなると、他にもいろいろ気づかいをしなければならなくて、お年玉どころじゃありません。
それでは、お年玉の一般的な金額と、あげる範囲などをご紹介します。
お年玉問題は早めに解決して、一大イベントのお正月に挑みましょう。
Contents
お年玉は親戚どこまであげる?
そもそもお年玉とは、どういうものなんでしょうか。
お年玉として金品を贈るようになったのは室町時代からで、当時は扇や茶碗などさまざまな物を贈っていたようです。
そんなお年玉も、現代では現金を贈ることが一般的になっています。
早い子は乳児の頃から貰いはじめ、大学生や社会人になっても貰っている人も居ますね。
しかしあげる側としては、なるべく出費を抑えておきたいところ。
あげる人数も、なるべくなら少なく済ませたいですよね。
お年玉をあげる範囲は、一般的には姪や甥、年始の挨拶で毎年来る子どもです。
中には親戚の子ども全員に配る方も居るようですが、それでは家計が火の車。
このくらいの範囲と考えておけば問題ないでしょう。
お年玉は何歳まであげるものなの?
実は、お年玉を貰えるのは子どもだけと言う訳では無いんです。
社会人になって初めてのお正月に 今までお世話になった両親に贈ったり、これまでたくさんのお年玉をくれた祖父母に贈る方も居ます。
その反面、社会人になっても祖父母や両親から貰い続ける方も居るようですが。
親戚の子どもにあげる場合は何歳まであげればいいのか?というのも悩みどころですよね。
一般的には「20歳まで」という意見が一番多いようです。
その次が「18歳まで」、そしてその次が「22歳まで」になっています。
贈る側の考え方で、どこで線引きするかはそれぞれのようですが、「高校生まで」「大学生まで」「就職するまで」などと、区切りの良い所で止めておくといいですね。
お年玉は子供がいないならあげなくていい?
自分に子どもが居ない場合、あげるばっかりになってしまって損をした気分になりますよね。
このような場合は、親御さんの方から何らかのお返しがあるものですが、実際お返しがあるパターンは多くないです。
しかしお年玉を貰った、貰ってないで発生する親戚トラブルもあるんです。
これから続く長い親戚づきあいを円満にするための出費だと思い、お年玉をあげるなんて意見もあります。
ただ、子どもの人数が多い場合では、そうは言ってられないくらいの出費になることもあり、正直なところ、出来ればあげたくないですよね。
しかし、全くあげないとなると角がたつこともあります
つまらないトラブルを避けるためにも、最低でも姪や甥にはお年玉の用意をしておくことをオススメします。
金額は、年齢にもよりますがあまり多くなくても構いません。大事なのは気持ちです。
少ないと文句を言うような親戚なら、今後の付き合いが無い方が楽かもしれません。
まとめ
年始の挨拶に訪れる子どもにお年玉をあげるのは、大人としてのちょっとした嗜みです。
しかし、お年玉は必ずしも現金であげなければいけない訳ではありません。
小さい子どもの場合などは、現金よりもお菓子やちょっとした玩具などの方が喜ばれることも多いものです。
問屋さんなどでお菓子を仕入れてきて、お菓子の詰め合わせなどを用意しても良いかもしれませんね。
気持ちよく新年を迎えるために、旦那様と相談をしてお年玉の準備をしてくださいね。