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遠足のお弁当が傷まないコツと腐りやすいおかず、前日の準備は?

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遠足、運動会など学校行事に必須なのがお弁当。
梅雨頃から特に、気温が上がって暖かくなってくるとお弁当のおかずも傷みが早く、食中毒も気になります。
雨が続くと尚さら気になるところです。

そこで、お弁当が腐らないための工夫、コツ、注意点をまとめてみました。


Contents

遠足のお弁当作り、傷まないコツは?

遠足の手作り弁当が傷まないようにするポイントは、ちょっとしたコツがあります。

特に小さい子供が食べるお弁当となると食心配ですものね。
食中毒とまでいかなくても軽く当たってお腹を下したりなんてことになりかねません。

それに、朝作ったお弁当をお昼に食べるまでの間、ずっと涼しいところで管理して置いてくれるという保証はありません。

お弁当を傷みにくくするポイントは

では、お弁当の具が傷みにくくするポイントをご紹介しましょう。

1、お弁当箱は清潔に
まずはお弁当箱を清潔にするところからです。
中の具材ばかり気にして意外と疎かになっていませんか?

お弁当箱は分解できるところまでして、パーツやパッキンも外して、丁寧に洗った後に熱湯消毒します。
高温で洗える食洗器がある場合は、食洗器で乾燥までやってしまいましょう。
※お弁当箱が耐熱かどうか、食洗器可かどうかは確認して下さいね。

または、お酢で濡らしたキッチンペーパーで拭いて消毒しても良いです。

2、お弁当箱の水分はきっちり乾かす
水分は食材が腐るもと。
洗ったお弁当箱は食器乾燥機または自然乾燥でもいいですが、残った水分があれば清潔な布巾で拭き取りましょう。

3、もちろん手も清潔に
お弁当を作るとき、詰めるときは手を洗って清潔に。
食材ばかり気にして手が雑菌だらけ、では意味がありません。
手からの雑菌って軽視できないですよー。(お弁当作りに限ったことじゃないですけどね。)

4、抗菌シートや保冷剤を活用しましょう
保冷剤をお弁当箱の上下に置いてナプキンで包んで、お弁当箱の周りの温度を下げておくようにしましょう。
また、お弁当箱に市販の衛生シートを敷くのも良いですね。

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5、ゼリーを凍らせて一緒に入れる
これはいいアイディアだと思います!
保冷剤として活躍しつつ、食べる頃にはちょうど溶けてひんやりデザートにもなります。
解凍するだけで食べられる冷凍食品(枝豆など)を入れるのもいいですが、その場合は溶けたときに水分が出ないものにしましょう。

6、おかず同士をきっちり仕切る
全く別の味付けをしたおかず同士がくっつくと傷みやすくなります。
仕切りだけでなく、時間が経つと水分や汁が出てきそうなものはアルミカップやプラスチックカップに入れておくといいですね。

7、梅干しを入れる
昔ながらの方法ですが、本当に効果的です。
ただし、カリカリ梅のような製品は塩分濃度が低く、酸性の度合いを弱めているため効果は殆どないようです。
やはり、できるだけ本来の作り方で発酵させたものがいいでしょう。

8、食品は完全に冷ましてから入れる
食材がまだ熱いうちにお弁当箱に入れてしまうと、他のおかずにも熱が触れてしまいます。
また、密閉されて蒸気がこもり、蒸気が冷えて水滴、水分になってお弁当の具に付くのもダメですね。

必ず完全に冷めてから入れましょう。
(ちょっと荒技ですが扇風機に当てるとすぐに冷めますよ。)

9、普段より少しだけ濃い味付けにする
味付けの濃いものは薄いものより断然腐りにくいので、普段より少しだけ濃い味付けにしておくという手もあります。
ほんの少しでいいですよ。


お弁当に入れると腐りやすいおかずは?

続いて、お弁当に人気の具材の中でも特に腐りやすいとされるおかずをご紹介します。

1、炊き込みご飯・チャーハン
味が付いたご飯なので、腐りにくい気がするんですが、これはNG。
実は傷みが早いんです。

2、味付けの薄い煮物
水分が多いものは基本的に傷みやすいです。
煮物は水分が多い上、味付けが薄いことが多いので要注意です。

3、かまぼこなどの練りもの
かまぼこ、ハム、ちくわ、ソーセージなどは傷みやすいので、入れる場合は一度しっかり火を通してからにしましょう。

4、時間が経つと水分が出てくるもの
生野菜、特にキュウリは時間が経つと水分が出てきます。
炒めた野菜も時間と共に水分が多く出てくるものもあります。
モヤシなんて特に注意したいですね。

5、イモ類、豆類
子供の大好きなポテトサラダなんてちょっと入れておきたいところですが、じゃがいも自体が傷みやすい上、マヨネーズも結構傷みが早いです。
さらにキュウリなどの生野菜が入ると水分も気になります。
マカロニサラダもマヨネーズが入るので同様の理由でおススメできません。

お弁当は前日に準備してもいい?

やはり夏はお弁当は朝作るのが一番いい、とは分かっているものの、朝はとっても忙しいので
できれば前日の夜に準備してしまいたいですよね。

夜作って冷蔵庫に入れておいたとしても、朝一度火を通した方が安心なんですが、その時間すらも惜しいところです。
が、やはりこれはもう傷み防止策として「夜より朝に作る方が傷みにくい」と割り切るしかありません。

それでも夜に作っておきたい場合は、ポイントをしっかり押さえておきましょう。

前日に作っておきたい忙しいママはこちらもご参考に!
>>運動会お弁当は前日に卵焼きやサンドイッチ作る?簡単豪華なコツ

こんな時短アイディアも!

私の職場に、休日に一週間分のお弁当をまとめて作って詰めて、お弁当箱ごと冷凍しているという方がいました。
毎朝出掛ける前に冷凍庫から出して持っていくと、食べる頃に解凍されてちょうどいいようです。
目から鱗でしたが、働くママさんならではのナイスアイディアですね。
あと、曲げわっぱ弁当ならプラスチックのお弁当箱より少しは通気性が良いので、暑くなる季節は特にオススメです。
かといって絶対に腐らないというわけではないので、色んな要素を考慮して下さいね!

>>お弁当の唐揚げカリカリ冷めても美味しいレシピで運動会前日に作る

遠足のお弁当が傷まないコツと腐りやすいおかず、前日の準備は? まとめ

朝から大変なお弁当作り。お母さんは大変ですね。
でもこういったポイントさえ押さえていれば、後は気楽に楽しく作っていけるんじゃないでしょうか。
あまり神経質になりすぎず、頑張って下さいねー。

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