夏の行事/6月・7月・8月

土用の丑の日うなぎ以外なら何?代わりにコレ!いつ食べるか

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土用の丑の日。夏になると土用の丑の日だから鰻を食べよう!とそこかしこで見かけますよね。
うなぎ嫌いの私にとっては高いし全然興味ないけど、でも家族には食べさせたいし、特に子供には食育も兼ねてメニューを考えた方がいいですよねぇ。

そこで!土用の丑の日に食べるうなぎ以外の食べ物と、うなぎの代用に大人気のある食材と調理方法などをご紹介します!


Contents

土用の丑の日にうなぎ以外のメニュー

土用の丑の日とうなぎの関係

実は、土用の丑の日(どようのうしのひ)は春夏秋冬どの季節にもあるんですね。
特に夏の土曜の丑の日が有名で、諸説ありますが夏バテしないよう精力を付けるためうなぎを食べるのが広まったということです。

うなぎに含まれる栄養素と旬の季節

本来、天然のうなぎは10~12月の冬が旬なんですよ。寒い冬を越すのにたっぷり脂肪を蓄えた鰻は身も柔らかく美味しいと言われています。

養殖のうなぎは7月頃が旬。そして鰻には、豊富なタンパク質やビタミンAをはじめ、ビタミンB1、B2、D、E、カルシウム、鉄分、魚に多く含まれているDHAなど、とにかくあらゆる栄養素が含まれているんですね。
なので、夏の暑いときに鰻を食べるというのは理にかなってはいます。

土用の丑の日に食べる物は

元は土曜の丑の日は、「う」のつく食べ物を食べると夏負けしないと言われていたことから始まります。
「う」のつく食べ物と言えば、うなぎ、うどん、うり、梅、梅干し、卯の花、、、などでしょうか。

中でもウリは夏野菜ですのでぜひ取り入れたいところです。

カボチャ冬瓜もウリの仲間ですので煮付けにしたり、きゅうりのお酢和えなどもさっぱりしていて副菜にもってこいですね。

きゅうりの和え物

また、黒い物を食べるといいとも言われています。黒い食べ物と言えば、黒豆、黒ゴマ、ヒジキやワカメ、昆布などがありますよね。
では、先ほどのきゅうりの酢の物にワカメを加えてみると完璧!ですね。

後は、シジミ入りのお吸い物なんかもいいでしょう。シジミも夏が旬です。
これらを献立に入れるだけで夏を乗り切れそうなメニューになりますね。

うなぎを使わず代用品で作るとしたら?は次の章でご紹介しますが、やっぱり少しは鰻も食卓に並べたいな、という時は、
例えば下のような料理なら、うなぎが嫌いな子供がいても避けて食べられるので、家族一緒に食べる晩御飯におすすめです。

うなぎを使った料理例

・ちらし寿司

焼いたうなぎを食べやすい大きさに切ってちらすと、アクセントにもなり見た目も華やかでいいですよね。

・うなぎサラダ

焼いたうなぎを、トマト、きゅうり、セロリなどと一緒にサラダにするとあっさり食べられます。錦糸卵を入れてもキレイですよ。


土用の丑の日のうなぎの代わりになるものは?

うなぎは値も張りますし、かといって安い物はちょっと心配。もうちょっと低価格で気軽に買える食材で代用できないかな?

ということで最近はアナゴやサンマの蒲焼き、豚、牛タンの炭焼きなんかも土用の丑の日用として売られています。
大根おろしを掛けるとさっぱり頂けますし、どれも夏を乗り切る精力は付きそうですよね。

また、これはいい!と思ったのが、

ナスの蒲焼き

意外なところですが、ナスを蒲焼にしてみるとなんと!味も脂の乗った鰻そのもの!とまでは言いませんが(笑)気分は盛り上がりますよ。
ナスも夏が旬の野菜なので、メニューに取り入れたい食材のひとつですしね。

鰻そっくりナスの蒲焼きの作り方

1、ナスのへたを切り取り、皮を剥きます。
2、ナスを縦に2、3つに切ります。
ナスの蒲焼レシピ
3、油を引いたフライパンで、焦げ色が付くまで焼きます。
4、ひっくり返して反対にも焼き色が付いたら蒲焼のタレを入れ、ひと煮立ち。
5、食べる直前にさらにタレを掛けて召し上がれ~

ご飯に乗せてゴマをパラパラっとふったら、うな丼そのもの!
重箱に入れて今日の晩ご飯はうな重よ」なんて言ってもパッとみたら分からないかも知れませんね(笑)。

ポイント
ナスは火が通りにくいし油を吸うので、少し油は多めで、しんなりするまでしっかり火を通してくださいね。
蒲焼のタレはお手軽に市販の物を使ってもいいですし、手作りするなら下記の要領で。

蒲焼きのタレのレシピ

・お水(または出汁) 1
・砂糖 2
・お酒 1
・みりん 3
・醤油 3

の割合で鍋で煮詰めます。

多めに作っておいて、冷蔵庫で保存しておけば夏の間いつでも気軽に蒲焼メニューができますよ!
夏が旬のアジの他、サンマ、豚肉、牛肉など、いろいろ試してみて下さいね。

甘いタレはウナギ嫌いの子供にも人気で、食も進みます。

うなぎはいつ食べるの?土用の丑の日っていつ?

土用とは、四立の立夏・立秋・立冬・立春のそれぞれ直前約18日間ずつのことを言うんですが(土曜日の土曜ではありませんよ!)、その期間の丑の日が土用の丑の日なんですね。
丑って十二支のウシのことなんですが、”丑年”ではなく、”丑の日”というのがあるんです。

とはいえ、”土用の丑の日”と言えば夏の土用の丑の日を指すことが多いですね。

土用の丑の日はいつ?

今年(2015年)の夏の土用の丑の日は2回あって、

一の丑 7月24日(金)
二の丑 8月5日(水)

です。また夏の土用期間は7月20日~8月7日なので、7月20日に土用入りということですね。
(8月7日が夏の節分、立秋が8月8日です。)

まとめ

夏バテにはとにかくスタミナと旬の野菜。ビタミンも不足しがちです。
土用の期間は18日間と結構長いので、家族の健康のためにもメニューに上手に加えて夏を乗り切って下さいね。

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