寝てる時に突然鼻血が出た！？ビックリしますよね。
子供はよく鼻血を出すというけれど、ぶつけたわけでも、チョコレートやピーナッツ食べたわけでもないのに、そんなに突然鼻血って出るものなんでしょうか。
また、子供の鼻血の対処法と、よく出る原因などをご紹介します！
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子供が突然鼻血が出た！
ほんと、焦りますよね。うちも、小学校１年生になってから１年に２度ほどですが出しています。
それも、寝てる時に布団が血の海！！（ちょっとオーバーですが、直径２０センチくらいの広さで血が広がってるのでほんとビックリしますよ！）になってたり、お風呂上りに座ってるだけでタラーっと漫画みたいに流れ出てきたり。
子供は鼻血が出やすい原因は？
子供はよく鼻血を出すって言いますよね。子供の鼻の粘膜って大人より薄いので、ちょっと鼻くそほじった（失礼！）だけとか、鼻をかかんだり、空気が乾燥してたり、大人では何とも無いようなことで血が出てくるんです。
鼻の入口付近は血管が集中しているので、寝てる間に無意識でちょっと触っただけでも傷が付いて鼻血が出たりするんですね。
（余談ですが、その部位は”キーゼルバッハ部位”って言うんですって。作曲家みたいｗって思ったら、ドイツの耳鼻科医さんの名前でした（笑））
また、例えばお風呂で体が熱くなって血流が多くなると、当然その血管は膨張して出血しやすくなります。
風邪の発熱、高熱や、興奮したり暴れたり、のぼせた場合も同じです。
子供の頃、鼻血を出すと「エッチなことを考えてたなー！」なんてからかれましたが、まんざら間違いでもないってことですね。
それに、夏は気温が上がりますし、冬は空気が乾燥しているので、季節問わず鼻血が出やすいということですね。
子供の鼻血の対処法
一昔前は、鼻血が出るとティッシュを詰めて上を向くのが定番でした。でも、実はこれはよくありません。
鼻にティッシュを詰めると確かに血は止まるかもですが、前述の通り出血元は鼻の入り口付近からなので、そんなに奥まで詰める必要もないんです。
ティッシュをねじ込んだり取り外す際にそのデリケートな部分を摩擦してさらに傷付けることになるので、ティッシュは鼻の外で、出てきた血を受け止めるように押さえるくらいでいいでしょう。
また、上を向くと、出てきた血が鼻の外ではなく鼻の上に流れていきます。そうなると、それが喉に流れ落ちて血の味がしたり喉に引っかかって不快です。首の後ろ当たりをトントン叩くのもあまり意味がないですね。
なので、座って体を休める体勢で、下向きまたは頭を少し横に傾ける程度でいいでしょう。寝て横になる場合も、枕を使って頭の位置を高くしておきます。
鼻血を止めるには？
まず、衣服を緩めたり、本人を落ち着かせて休む体勢にしたら、小鼻をつまんで止血します。あまり強くすると余計に粘膜を傷付けるので、押さえる程度で。
そのまましばらく安静にしておくと、１０分から１５分で止まります。興奮したり熱がある場合は、濡れタオルで後頭部辺りを中心に冷やしてあげるといいですね。
また、止まったからと言ってすぐに動き出すとまた出血するかも知れないので、できれば数時間は大人しくさせておきましょう。一度鼻血が出ると、その部分の粘膜は更に弱くなってるので、鼻血が出やすくなっています。
子供の鼻血がよく出るのは病気？
子供は本当によく鼻血を出します。鼻血が出る＝白血病や血友病というわけではありませんのでご心配なく。
鼻血がすぐに止まり、他に熱以外の症状がなければ特に心配は無いです。もちろん、心配な場合は一度お医者さんに診てもらうといいですよ。
また、３０分以上ダラダラと出続けていたり、量がいつもより多く大量だなと思ったり、嘔吐や血便といった症状がある場合は要注意。
すぐに病院に行きましょう。
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子供が突然鼻血が出た対処法 まとめ
子供の鼻血は大抵の場合はすぐに治まります。慌てず冷静に対処してあげて下さいね。