初詣に行ったら、おみくじは欠かせないですよね!
その年を占うおみくじを引くときは、心なしか気合が入るものです。
しかしその結果が凶だったら、なんだか出鼻を挫かれたような、なんともやりきれない気持ちになってしまいます。
そんなやりきれない気持ちを解消して楽しい1年を過ごすために、凶の出る確率や、引いてしまった時の対処法などをご紹介しましょう!
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おみくじで凶が出たらどうする?
おみくじを引いた後、そのおみくじはどうしたら良いのか、ちょっと分かりづらいですよね。
>>末吉と小吉どっちが良い?おみくじ吉凶の順番~結ぶか持ち帰るか
ついついその場で結んで帰りがちですが、本当のところはちょっと違うようです。
寺社によってさまざまな見解があるようですが、
- 吉凶にかかわらず、記されている内容を教訓として持ち歩き、後にお礼の気持ちと感謝を込めて納める。
- 凶などの自分にとって都合の悪いおみくじはその場に結び付けて、更なるご加護をお願いする。大吉などの良いおみくじは一旦持ち帰り、後日境内に結ぶ。
なので、凶をひいてしまった場合は、木に結び付け、吉に転じるようにお願いしましょう。
しかし、凶でも戒めとして受け止められる内容であれば、一旦持ち帰って、後日改めて境内に結んでも良いでしょう。
凶のおみくじを結ぶときには、「利き手と反対の手で結ぶことで『困難な行いを達成した』ということになり、凶が転じて吉になる」という説もあるようです。
後日結ぶ場合は、必ずしもおみくじを引いた寺社でなくても良いです。
なかなか結びに行けないからといって、捨ててしまうようなことの無いようにしてください。
そして、凶をひいてしまい、どうしても気分が上がらない!という場合には、ちょっとだけ見方を変えてみてはいかがでしょうか。
大吉をひいても、1年間悪いことが何にも起こらない人はなかなか居ません。
そして凶をひいたとしても、1年間良いことがなにも無いということはありません。
「笑う門には福来る」というように、人間プラス思考が大切です。
気持ちを切り替えて、1年を笑って過ごしましょう!
初詣のおみくじ凶が出る確率は?
おみくじができる寺社では、確率を公表している所が何箇所かあるんです。
初詣客が多く訪れる浅草寺も、確率を公表しています。
その確率は、
吉・・・16%
末吉・・・6%
未小吉・・・3%
半吉・・・4%
小吉・・・4%
凶・・・30%
凶はなんと30%と高確率になっています。
これでは凶をひいてしまっても仕方ないですよね。
しかしこの確率、全ての寺社で統一されているわけではなく、大吉が22%を占める所や、凶は10%程度の所もあるんです。
おみくじは「当たるも八卦当たらぬも八卦」です。
凶がでたからといっても、あまり深刻に受け止めずに気楽にいきましょう。
おみくじは何回も引いていい?
気合を入れてひいたおみくじが、いい結果でなかったから再チャレンジしよう!と思ってしまうかも知れませんが、そうは行きません。
おみくじは所謂「神様のお告げ」です。
思い通りの結果ではなかったから再チャレンジ!というのは神様に失礼に当たります。
しかし凶をひいてしまって、気分が落ち込んでしまうようでは、楽しい新年の雰囲気が台無しです。
どうしても!という場合には、日を改めておみくじを引くようにしましょう。
くれぐれも、1日に何回もひくようなことのないように気を付けてくださいね。
>>末吉と小吉どっちが良い?おみくじ吉凶の順番~結ぶか持ち帰るか
まとめ
実は、おみくじで一番大事なのは吉凶ではないんです。
ついつい吉凶で一喜一憂してしまいますが、重視していただきたいのは願望や待人について記されている「運勢」なんです。
ここには、どう過ごせばうまく行くのかが書かれています。
吉凶も気になるところですが、運勢をしっかりと読んで、自分で運を掴んで行きましょう。