人事異動の季節である年度末は、送別会がたくさん行われています。
送る側としては、主役を労い、気持ちよく送りだしたいですよね。
しかし、幹事になってしまった場合は、場所を抑えたり会費を集めたりと、やらなくてはいけないことが山積みです。
当日の進行まで考えると頭がいっぱいになりますよね。
そこで、失敗しない送別会の乾杯の挨拶や、進行などについてご紹介したいと思います。
Contents
送別会の乾杯の挨拶は誰がする?
送別会の乾杯の挨拶を誰にお願いするのか?慣れない幹事さんには悩みどころだと思います。
誰でもいいような気もしますが、実はこの乾杯の挨拶の人選は大切なポイントなんです。
送別会を失礼のないようにスムーズに進めるために、常識的な人選をしましょう。
まず、送別会のオープニングのおおまかな構成は
2、はじめの挨拶
3、乾杯の挨拶&音頭
1、の開宴の挨拶は、司会進行役である幹事が行います
2、のはじめの挨拶は、送別会の参加者の中で「一番役職の高い方」へお願いします。
3、の乾杯の挨拶&音頭は、「主役の直属の上司」にお願いしましょう。直属の上司が2と同じであれば、引き続きお願いしましょう。
送別会の進行順序
それでは、送別会の進行順序をご紹介します。
1、開宴挨拶・・・「皆さまお疲れ様です。本日幹事を務めさせていただく××です。これより○○さんの送別会を行いたいと思います」など簡潔に済ませましょう
2、はじめの挨拶・・・この挨拶が長引くと、手元のビールの泡が消えてしまう残念なことになることも。挨拶をお願いするときに、
あらかじめ「2、3分程度」でなどと具体的な時間を伝えましょう。
3、乾杯の挨拶&音頭
ここまでが済んだら、30分程自由に食事と会話を楽しんでもらいましょう。
4、はなむけの挨拶・・・この挨拶は、主役と一番関わりの深かった人物にお願いしましょう。思い出話などを交えてもらうと良いでしょう。
5、プレゼント・花束贈呈・・・主役の後輩や、関わりの深かった方にお願いします。
6、主役の挨拶
7、閉宴の挨拶&手締め・・・参加者の中で2番目に役職の高い方にお願いします。一本締めや三本締めで、気持ちよく締めていただきましょう。
8、お開き・・・幹事からの締めの挨拶と、2次会を企画してある場合には、2次会のアナウンスをします。
そして最後に、主役と挨拶をお願いした方たちにお礼を申し上げましょう。
幹事が気を付けるポイントは
- スムーズに進めるために、席順やメニューなどを把握する
- 時間配分に気を付ける
- 積極的に声掛けをして、場を盛り上げる
送別会の幹事から締めの挨拶
幹事からの締めの挨拶をビシッと決めて、2次会へと進めて行きましょう。
本日はご参加いただきありがとうございました。この後2次会を△△でご用意しておりますので、ぜひご参加ください。
本日のお礼と、2次会のアナウンスを簡潔にまとめましょう。
「今後の○○さんのご活躍をお祈りしております」などと、主役にひとこと添えても良いかもしれません。
”終わりよければ全てよし”という諺の通り、締めの挨拶が決まれば、多少のミスはカバーされるものです。
送別会の主役や、参加してくれた方が気持ちよく2次会に流れられるよう、晴れやかビシッと締めましょう。
まとめ
場を盛り上げたり、気を使ったりと幹事の仕事は本当に大変です。
しかし、ここは腕の見せ所!とばかりにスムーズにこなせば、周りからの評価もおのずと上がってくるでしょう。
お世話になった上司のために、素敵な送別会にしてくださいね。