雨で靴が臭くて足まで臭ってきませんか?臭いが周りの人に気付かれないか心配。靴を脱がないといけない状況になった時は冷や冷やですよね。慌てて消臭スプレーをふると余計に臭くなったり。
では、その匂いの原因と臭い取り対策、ミョウバンの使い方や最速で乾かす方法をご紹介します。これで臭いの心配ともおさらば!
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雨に濡れた靴の臭いは取れない?
雨に濡れた靴、びしょびしょに濡れたわけではないのにクサいってことありませんか?
足が臭いのかと思ったら実は靴が臭かった、とか。
実は雨に濡れただけでは靴は臭くならないんですが、その後の雑菌の繁殖が臭いの元になるんですね。
それに汗も加わって雑菌の好む環境と条件が揃ってしまうわけです。
濡れたまま履き続けていると、足が靴下やストッキングと共に蒸れてさらに雑菌を増殖させます。
暑いとなおさらですよね。そうなると余計に汗もかきますし。
靴が臭い時の対策にミョウバン水が効く!
消臭・脱臭スプレー、除菌スプレー、デオドラントスプレー、竹炭、重層、、、いろいろ試してみましたが、
やはりいちばん効くのはミョウバン。
ミョウバンとは
1価の陽イオンの硫酸塩 MI2(SO4) と3価の金属イオンの硫酸塩 MIII2(SO4)3 の複塩の総称である。Wikipediaより
ってよく分かりませんが(笑)、漬物やナスの色止めとしてレシピで見たことありませんか?
他にも染物や写真の現像なんかにも使われています。
ミョウバンはどこで買えるの?
スーパーの食品売り場(食品添加物として売られています)、または薬局で買えます。
どうしてミョウバンが効くの?
ミョウバンには殺菌作用があります。また水に溶かしたミョウバン水は弱酸性になるので、特にアルカリ系の臭い効くと言われています。
また、腋の制汗・防臭剤にも使われいるので、体の汗や汚れが元で繁殖する雑菌には特に効果的ということですね。
ミョウバン水の原液の作り方
500mlに対して15gから20gのミョウバンを溶かします。
すぐに溶けないので、1日ほど放置しておいてください。急いでる場合はぬるま湯を入れると溶けやすいですよ。
この原液は日持ちするので(ちゃんと蓋をして雑菌が入らないよう保存しておけば)半年経っても大丈夫です。
ミョウバンスプレーは、これを原液として10倍ほどの水で薄めて作ります。
スプレー容器に上記原液:水を1:10の割合で入れます。例えば原液が10ccなら水100ccですね。
※水はいずれも水道水を使用しましょう。市販のミネラルウォーターや精製水だと、硬水と軟水の違いがありますし、塩素が入っていないため腐りやすくなります。
ミョウバンスプレーの効果的な使い方
臭いの気になるところにスプレーします。これだけ(笑)。
蒸れた靴の中と足回りにシュッと噴いておきましょう。
ミョウバン水を染み込ませた化粧水用コットンを靴底に入れておくのもいいですよ。
雨の日はスプレーをバッグに入れておくといいですね。
雨で靴が濡れた時に早く乾かす方法
雑菌の大敵は水分。なので、できるだけ早く乾かして臭いを発生させないようにしましょう。
家に帰ったら、まずは靴全体をタオルで拭きます。
内側に新聞紙を入れて水分を吸います。できるだけ小さく切って丸めてしっかり詰めます。
最初は10分置きくらいに新聞紙を交換して、ある程度の水分が取れたら1時間、2時間と交換のタイミングを長くしてもいきます。
また、広げれるだけ広げて(運動靴、スニーカーなら紐を外して甲の部分のベロを出せるまで引き出します。)扇風機やエアコンに当てるといいです。
エアコンを除湿にしておくと部屋全体の湿気も取れるので尚良しですね。
ドライヤーを靴の中に入れて風を当てるのも効果的。温風を当てて最後は冷風にするのがポイント。
※温風は長時間あてると靴底の接着部やゴムが悪くなる可能性もあるので注意してくださいね。革靴の場合は冷風のみで!
水が滴るほどびしょ濡れになった場合は、最初に乾いたタオルでくるんで洗濯機の脱水を掛けるといいですよ。
ただし、バタンバタンと衝撃で止まることもあるので、様子を見ながらやってくださいね。
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まとめ
雨が続くと臭いし乾かないし生乾きで翌日も履いて余計に臭くなるの悪循環。上手に手入れして対処したいものです。
最近は靴専用乾燥機が設置してあるコインランドリーがあったり、靴乾燥機(靴の中に入れて乾燥させるタイプ)が市販されてたりするので上手に利用するといいですね。